ITパスポートの試験当日の持ち物はそれで大丈夫?
私も受験を含めて多くの試験を受けてきましたが、荷物そのものを持ち込めない試験って今までありませんでした。
もちろん、ITパスポート試験でも持ち込める物はありますが、限定されていて持ち込めないものは試験が終わるまでロッカーに保管しておかなければならないんです。
そして、絶対に持っていくのを忘れてはならないのは、以下の3つ。
① 確認票
② 本人確認書類
③ 机に持ち込むもの以外を入れるカバン
では、さらに細かく解説していきますね。
ITパスポートの試験当日の持ち物はCBT形式特有?
今までの紙ベースの試験とまったく違うCBT形式特有なことは、受験者情報をPCに入力するということです。
受験者情報として入力すべき項目は、
・受験番号
・利用者ID
・確認コード
の3点です。
もし、プリンターなどがなくて確認票が印刷できない場合には、上記の3つを書いたメモを準備しておきましょう。
そして、顔写真付きの本人確認の書類を必ず持参します。
該当するものを以下にまとめておきますね。
1.パスポート
2.運転免許証
3.住民基本台帳、マイナンバーカード(いずれも顔写真付き)
4.特別永住者証明書、在留カード
5.身体障害者手帳(顔写真付き)
6.社員証
7.学生証
1~7のいずれか1点で大丈夫です。
最後に、試験室の机の上に置けるものの一覧は下記の通りです。
ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬、確認票、受験者注意説明書(会場で配布)、会場で用意する備品(メモ用紙、シャープペンシル)
これら以外は持ち込めませんので注意が必要ですね。
スマホは当然ですが、腕時計や財布などもカバンに入れてロッカーに保管することになりますし、持参する筆記用具は使えないので注意しましょう。
試験当日焦りたくない
受験や資格試験では、せっかく一生懸命学習してきたにもかかわらず、本番で力が発揮できないことがあります。
その一つが当日の持ち物などの準備不足です。
もし、確認票(もしくは必要な項目の控えメモ)、本人確認書類を忘れてしまって、取りに戻り時間がぎりぎりになったりすると、かなり動揺すると思います。
そのままの状態で試験を受けることになると十分な力を発揮できず後悔することになりかねません。
当日に焦って動揺するような事態にならないように準備は怠らないようにしましょう。
前日にしっかり準備する!
試験当日に持ち物を準備するのはおススメできません。
それまでに学習してきたことをしっかり本番で発揮するために準備は万端にしておきたいものです。
そのためには、かならず前日に持ち物を準備しておきましょう。
当日は何が起こるかわかりませんし、交通機関などの乱れなど予期せず出来事が起こることもあります。
気持ちにもゆとりのある前日の内に、持ち物のチェックと準備を済ませておきましょう。
ITパスポート試験の当日の流れ
ITパスポートはCBT方式を採用しており、これまでの紙ベースの試験とは流れが異なります。
当時の基本的な流れを紹介しておきます。
試験会場へ
ITパスポート試験は、試験開始の30分前より開場と受付を開始します。
その際に受付や注意事項の説明、試験の開始前のパソコンの操作確認などがあるので、ゆとりを持って会場に入るようにしましょう。
受付
確認票と本人確認のための書類を提示して受付をします。
座席へ
試験会場の係の人の指示に従って着席。
指定された机上に置けるもの以外はカバンに入れてロッカーに保管しておきます。
受験者端末にログイン
受験番号・利用者ID・確認コードを受験者端末(パソコン)に入力し、端末(パソコン)の操作説明を確認します。
試験の開始
試験の開始時間なったら試験が始まります。試験中のメモや筆記用具は会場に準備されているものを使用します。
試験結果確認
試験の終了時刻になると、自動的に端末(パソコン)の操作はできなくなり、採点が行われます。
集計後は試験結果が端末(パソコン)に表示されて結果がわかります。(これはCBT方式の良い点ですね)
退出
試験会場に忘れ物をしないように注意しましょう。
もし、忘れ物をした場合は、試験日よりも1週間までであれば試験会場で保管されていますので、その場合は早めに連絡しましょう。
ITパスポートの試験当日の持ち物のまとめ
初めて受験する際には、前日にしっかり準備をしておくに越したことはなさそうです。
ところで、ITパスポートは国家資格のなかで初めてCBT方式を採用しました。
基本的に今後CBT方式で行われる試験は、この受験方法が元になると考えて良さそうですね。
海外ではかなり普及している方式なので、今後採用する資格も増えてくるのではないかと思います。
試験方法に慣れておくことも兼ねて受験してみるのも良いのかもしれません。
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