ITエンジニアにはどれくらいの種類があるのか知っていますか?
IT系エンジニアに焦点を当てようといろいろ調べてみても、なかなかその全体像を理解することは難しい気がします。
ざっと見ても、15~20種類ぐらいはありそうで、しかも、何を視点にするかで変わってきます。
そして、日々進化しているので、今日通用した知識も明日には通用しなくなってしまう世界でもあるような気がしましすね。
ITエンジニアと言っても多くの種類が!
いざIT系の勉強をしようと思うと何に焦点を当てればいいのか困ってしまいませんか?
この記事は現在の自分に向けて書いているようなものなのですが、もしかすると同じような環境にいる方もいるかも。
一緒に共有できればと思いつつ、書き進めて行きたいと思います。
知識不足な点はご理解いただきたいと思います。
いろいろと勉強しながら、私も知識を広め、そして深めて、自分のやりたいことに落とし込めれば幸いです。
まずは自分がどのような仕事をしないのかを知る
当り前ですが、ITエンジニアの種類を知り理解するためには自分が何をしたいのかを知る必要があります。
私の場合は、今現在はWordPressの中で顧客に響く記事が書けるかということがメインになっていますが、当然やりたいことによって覚える内容も変化してきます。
パートで時給をもらっている現状では、スキルを磨くことに一定のメリットはあるとはいえ、それによって大きく収入が大きく変わることはありません。
その先を見据えなければなりませんね。
パートは記事を書いているだけではなく、肉体的な労働も含まれているので、体力的にも限界がきて何歳になってもできるものではありません。
そう考えると、もっと付加価値の高いスキルを身に付けていかないと、食いっぱぐれる可能性も十分にあるわけです。
今のスキルではとても無理というのが正直なところ。
一般的なITエンジニアの種類とは?
あくまで私の知識レベルの中でですが、現在あると言われているエンジニアの種類とその特徴を簡単にまとめて見ました。
私自身も本当に手探りの状態ですが、ITエンジニアで調べていると、開発系・インフラ系・その他の3つに分けて解説されていることが多いですね。
開発系エンジニア
エンジニアのことがよくわからなくとも、その言葉から何かを開発する役割を担っているエンジニアなんだなという予想はつきます。
ITですから、システムを開発するエンジニアという理解で良さそうですね。
システムエンジニア
いわゆるSEと言われる職種ですので、もっともよく聞く名称かも知れません。
システム開発の中でも上流工程に該当する部分を担う職種で、上流工程には以下の4つが挙げられます。
要求分析・要件定義
要件には、パスワード認証やデータベースの検索といった機能、入出力のデータ表、操作性など、開発を行うシステムに求められる機能の要件をまとめる作業です。
外部設計
要件定義書に従って、どのようなシステムの構成にするか設計を考える工程で、方式設計や機能設計、セキュリティの設計などの外部設計を担います。
内部設計
一方、内部設計は外部設計の仕様を実際にシステムとして実施するために必要な具体的な設計を考える工程です。
システム内部の動作やデータ処理などの仕様について設計していきます。
テスト
テストには、単体テストと結合テストがあり、それらを組み合わせてシステムテストで総合的なテストを行い、実際に不具合がないかを検証します。
プログラマー
プログラマーもよく耳にする職種ですね。
SEと混合してしまいそうですが、SEは設計を作る人で、プログラマーは実際に必要なプログラムを作成していく人で技術職でもあると言えます。
全体の設計を担うSEと、個別のプログラムを担うプログラマーですが、プログラマーを経て、スキルアップしSEになるのが王道。
収入面で見ても、SEの方がプログラマーよりもかなり多い傾向にあります。
Web系エンジニア
Web上で動くシステムやサービスを開発するエンジニアのことです。
さらに、Web系エンジニアはフロントエンジニアとサーバーエンジニアに分けられます。
フロントエンジニア
システムやソフトウエアのユーザーの目に触れる部分(インターフェイス)を開発するエンジニアです。
私自身が今一番関心を持っているのが、この分野のエンジニア。
また、別記事でも詳しく調べてアップしたいと思います。
サーバーサイドエンジニア
Webサイトにおいて、サーバー側で動作するシステムを開発するエンジニアです。
具体的にいうと、PHPやRubyなどのプログラミング言語を用いて、データの登録・更新・削除などのエータ処理を構築します。
組み込みエンジニア
家電製品や通信機器の内部に組み込まれたコンピューターシステムの開発を行うエンジニアですね。
近年はIoTの分野が急速に発展し、日用品などにもセンサーやマイコンが組み込まれ、組み込み系エンジニアの需要も高まってきています。
組み込み系エンジニアを目指す場合には、C言語などのプログラミング言語による開発経験が必要と言われています。
インフラ系エンジニア
インフラ系エンジニアとは、簡単に言うとシステムの土台となるネットワークやサーバー、データベースなどを構築します。
また、インフラ系エンジニアに関しては、それぞれに対応する資格があるので合わせて紹介していきます。
ネットワークエンジニア
文字通りですが、コンピューターのネットワークの構築・保守・管理を行うエンジニアです。
顧客の要望に合わせてネットワーク構成に必要となるネットワーク機器の種類や数量などを決めることになり、ルータなどの専門知識が必要になります。
ネットワークエンジニア系の資格としては、情報処理技術者試験の中でのネットワークスペシャリストの対象者がそのまま当てはまります。
サーバーエンジニア
Webサーバーやメールサーバーなどの設計や運用を担うエンジニアです。
サーバエンジニア系の資格として、国家資格よりもベンダー資格が多くて、マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)やLinax技術者認定資格(LOIC)などがあります。
データベースエンジニア
Webシステムやソフトウエアで処理されたデータを保存するデータベースの設計を担うエンジニアです。
扱うデータベースとしては、OracleやMicrosoft SQL Serverが主になるため、それらの専門知識も必要となります。
データベースエンジニア系の資格としては、OracleMaster、マイクロソフト認定資格(MCP)といったベンダー資格が主となります。
セキュリティエンジニア
サーバー攻撃からシステムやソフトウエア―を守るためのセキュリティ対策を行うエンジニアです。
新聞などでも、「サイバー攻撃」という言葉を見ることも増えてきているように感じます。
セキュリティエンジニア系の資格としては、ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)、シスコ技術者認定などがあります。
クラウドエンジニア
フロントエンジニアと同様に、クラウドエンジニアも比較的新しい職種です。
ネットワーク通信速度が速くなったおかげもあり、急速に拡大しているクラウドかに特化して対応するエンジニアです。
クラウドエンジニア系の資格としては、AWS認定ソリューションアーキテクト、Google Cloud Certified(Google Cloud 認定資格)、Microsoft Azure 認定試験などがあります。
その他のエンジニア
その他にもIT関連に該当するエンジニアを挙げておきます。
セールスエンジニア
セールスという言葉通り、営業とそしてエンジニアの両面を合わせて持つエンジニアです。
自社製品やサービスを販売する際に、技術的な側面をサポートします。
セールスエンジニア系の資格としては、ITストラテジ試験、セールススキル検定などが挙げられます。
フィールドエンジニア
顧客でハードウエアの設置や導入、さらに定期点検などを行うエンジニアです。
お客様のところではさまざまな障害が突発的に起こる可能性があるため、技術的な知識はもちろん必要ですが、その場その場での臨機応変な対応が不可欠です。
社内SE
特にわかりやすい例としては、大企業の社内で起こるシステム関連の課題をクリアするためのエンジニアなどのことです。
働くセクションによって、既存の業務のITによる自動化を行うような製品開発や、IT経営上の課題を解決するためのITのコンサルのような業務に業務することもあります。
そのため、ITスキルは必要ですが、専門性を深く求められる他のエンジニアと比較すると、より広く浅く満遍なく知識を付けておく必要があります。
ITエンジニアの種類のまとめ
いかがでしたか?
ものすごくざっくりとした解説になってしまいましたが、この記事を書くために調べていく中でも、〇〇系といっても、同じ枠に収まらないことが多々あるなと感じました。
とにかく、技術の進歩が速いために、これまで通用していた知識がすぐに役立たなくなることも多いのではないかと思います。
私自身は、フロントエンジニアの分野への関心が強いのですが、この分野も比較的新しく、どんどん進化しているので、継続的に新しい知識を覚えていく必要があるように思います。
時点では、まだ決めかねているのですが、やはり独学で身に付けるのは難しく、下記のようなプログラミング講座を利用する必要もあるのではないでしょうか。
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