私もFP3級を受験した際、完全な初学者でした。
実は、通信講座を受けようかとも思ったのですが、諸事情(費用も含む)により、独学で挑戦することに決めて学習を始め、一発で合格することができました。
この記事では、そんな初学者から独学でFP3級を取得することができた私のテキストの選び方と学習のコツについてお話したいと思いますので、興味のある方は参考にしていただけると嬉しいです。
ファイナンシャルプランナーは独学でも取得できるのか?
FP3級であれば、初学者でも独学で十分に合格を狙えます。
私の場合、ファイナンシャルプランナー試験を受けようと思った動機ですが、資格のブログを運営する中で、自分に役立ち興味を持てそうなものを取得してみようという軽いものでした。
もちろん金融機関や保険会社に勤めているわけでもなく、取得する必要性が高いわけでもありませんでした。
そのため、出来るだけ費用をかけずに取得を目指そうと考え、独学で挑戦することになったわけです。
たしかに、FP3級は初学者でも独学で十分に合格が狙える資格ですが、さらにFP2級以上を始めから取得しようと思っているなら、AFPも取得できる認定機関である通信講座を受けることも視野に入れてください。(FP2級を受けるためにの条件もクリアする必要がありますから)
FP1~2級、AFP、CFPについては下記を参照
ファイナンシャルプランナーには5種類の資格があります。国家資格と民間資格の両方があり、それぞれの上級資格が1級FP技能士とCFP®になります。3級FP技能士以外はそれぞれ受検資格があり、この記事では受験資格をメインにその内容と2つの上級資格の違いについて解説しています。
自分がやっていることに自信が持てない
これは私自身も陥ったことですが、独学で勉強していると自分が行っていることに自信が持てず不安になってきます。
ファイナンシャルプランナー試験に限ったことではありませんが、モチベーションを維持することは資格取得には必須の条件です。
後ほど紹介しますが、もしテキストばかりを覚えるインプットのみを重視して勉強をしていたら、途中で続かなくなってしまっていたのではないかと思いますね。
できるだけわかりやすいものをテキストを選ぶ
さて、では実際にファイナンシャルプランナー試験のテキストを選ぶ際にどのような点に注意をすればよいでしょうか。
モノクロでなくフルカラーであること
通信講座でも評価の高いテキストはフルカラーを使ったものという声が口コミでも多いです。
これは、市販のテキストでも言えることで、できるだけフルカラーで視覚に残るものをおススメします。
問題集とセットになっていること
先程独学では自分がやっていることに自信が持てないというデメリットを上げましたが、それを解決するのが問題集とセットで勉強することです。
そのためには、同じ出版社、同じ著者のもので、テキストと問題集が連携されているものがオススメです。
ネット上にはファイナンシャルプランナー試験のテキストのランキングなどが掲載されていますが、私がオススメするのは以下の一択です。
個人的に学習しやすかったということもありますが、試験会場でかなりの受験生が使っているというのを目の当たりにしたので、自信を持って紹介できます。
おススメのテキスト
2020-2021年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級 [ 滝澤 ななみ ]
おススメの問題集
2020-2021年版 みんなが欲しかった! FPの問題集3級 [ 滝澤 ななみ ]
やってはいけないことと効率的な学習方法
テキストと問題集を選ぶ時には注意点があります。
それは、複数のテキストを使わないことです。
どうしても、一冊に絞ってしまうと、他のテキストもやった方がよいのではないかという不安な気持ちになります。
気持ちはよくわかるのですが、ここはぐっと堪えて一冊のテキストと問題集を何回も繰り返し読んで、問題を解く方がずっといいです。
また、テキストをまとめたくなって、暗記用にノートを作る方もおられるようですが、私はあまり必要がないと思っています。
ノートを作ることで学習した気になってしまいますし、その時間があるなら問題を解いて、間違ったところを見直すことを繰り返す方がはるかに効率が良いと思ってるからです。
私自身がFP3級の勉強を行った時に徹底したのは、ノートなどは作らず、問題集を解いて間違った部分を該当するテキストの箇所に直接シャープペンシルで書き込むことでした。
まとまって覚えなければならないところは、何回もメモ紙に書いたりしましたが、別にノートを作ることはしていません。
また、テキストと問題集はなるべくこまめに繰り返すといいと思います。
1回テキストを全部読んで理解をしてから問題集を解くという方法はあまりおススメしません。
私の場合、1回目からCHAPTER毎にテキストを読んだら、問題集を解いて、関連したテキストの箇所に付箋を付けていました。
そして、2回目は問題集をやって、テキストを見直すことを繰り返し、それを3回、4回と繰り返しました。
最初は、何度も間違えますが、気にせずに繰り返しましょう。
その内にだんだんと記憶に残るようになってきますし、どんな出題がされるのかを理解することができます。
また、独学のデメリットである不安からくるモチベ―ション低下を防ぐことができます。
そして、正解率を高めていくことで、当日も自信を持って試験に臨むことができます。
ファイナンシャルプランナーは独学でも大丈夫?のまとめ
いかがでしたか?
この記事では、ファイナンシャルプランナーは独学でも大丈夫かをテキストとその学習方法を元に検証してみました。
結論から言えば、FP3級なら独学でもテキストの選択と学習方法を間違えなければまったく問題なく合格できると思います。
現在はFP2級の取得を目指していますが、同じ方法で合格に向けて学習をしています。
ただ、やはりある程度の時間はかかりますし、通信講座のテキストのように、最低ラインでも合格できるほどに要点を絞れておらず、余計なことを覚えている部分があることは否めません。
できるだけ最短でFP2級、それ以上を取得する必要がある場合は、独学よりも通信講座を受けることをおススメします。
より効率的に「AFP」も取得できる認定機関であるファイナンシャルプランナー(FP)の通信講座比較
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