2020年10月26日追記
今日合格証が無事届きました
2020年9月FP3級の実際に受験してきた生の声 体験談です。
つい先日9月13日にFP3級を実際に受けてきました。
とりあえず、日本FP協会から発表された速報でチェックをしてみたところ、合格水準はクリアできているかなと思います。
もちろん、マークミスなどがないことが前提ですが(笑)
実際に合否通知が届いたら、追記したいと思います。
2020年9月FP3級の受験体験談
受験に関する流れを簡単に書くと以下のような手順ですね。
申込から受験票が届くまで
まずは、日本FP協会かきんざいのどちらを選ぶかを決めておきましょう。
日本FP協会:正式名称 日本ファイナンシャル・プランナー協会
きんざい:正式名称 一般社団法人 金融財政事情研究会
FP技能士試験で日本FP協会かきんざいの違いの詳細は以下を参照してください。
ファイナンシャルプランナー資格は国家資格の中でもあまり例のない複数指定試験機関方式を取っています。ようするに、試験実施機関が2つあって、しかも試験内容が変わるんです。日本FP協会ときんざいの2つなのですが、どっちを受けるのがいいのかをこの記事では検証しました。参考にどうぞ。
私は日本FP協会を選び、申込期間である7月6日~7月28日の間に日本FP協会のホームページから申込をし、クレジットカード決済をしました。
実際に申込をしてから、日本FP協会より試験日までに4通メールが届きましたよ。
8月18日に「受検申請が完了しました」というメールが届き、発送日が記載されており、8月29日に受検表が届きました。
葉書サイズで左右に見開きができるタイプのものでした。
実際の受検票はこんな感じ(全6ページですね)
試験当日
試験数日前に試験会場のメールが届きますが、受検票に記載されていた通り大阪経済大学G館での受験となりました。
最寄り駅:瑞光四丁目
開場まで徒歩で10分程でした。試験開始50分程前に到着しましたが、ほぼ会場へ向かって受検者の流れが出来てましたね。
試験案内と教室案内
試験会場の看板と教室の案内版です。
教室の案内板を見てもわかる通り、この会場だけで約1500人の受験者がいることになりますね。
教室
試験開始前の教室の様子です。
コロナの影響もあってか、ゆったり目に配置してあり、教室には約25名くらいの受験者がいました。
前に試験担当官と補佐の方がいました。
実はこの後写真を撮らないでくださいと叱られました(涙)
10:00から学科の試験が始まりますが、9:40に試験から受験に関する説明がありました。
いつもと違うのは、おそらくコロナの感染予防対策として、当日朝の体温に関すること、また、2週間前までに遡って、体調についての質問票がありました。
試験問題が配られて、10:00に開始の合図で試験が始まります。(始まる数分前がちょっとドキドキした感じでしたね。)
FP3級を受けてみた実感!
やはり試験特有の緊張感みたいなものはありましたね。
全体的に20~30代が多く、男女比はおなじくらいかなといった印象です。
試験会場に入れるのは、約30分前になるので、それまでは特に待っている場所はないので、校内でばらばらにベンチのようなものや、階段などで時間を潰しました。
私はとにかく心配性なので、結構ぎりぎりまで教科書を読んで、苦手な部分をチェックしていました。
ただ、あまり早く行っても落ち着いて勉強できる場所はないので、集合の20~30分前で十分だと思います。
受験までに準備してきたこと
今回は全くの独学で試験に臨みました。
教科書と問題集について
基本的に複数の教科書を使わないように心がけました。
メインのテキストは、楽天市場やアマゾンでも評判の良かったTAC出版の「みんなが欲しかった!FPの教科書3級 滝澤みなみ」1,760円を使用しました。
詳細は画像をクリック!
問題集も同じ著者の「みんなが欲しかった!FPの問題集3級 滝澤みなみ」1,650円を使用しました。
詳細は画像をクリック!
あとは、直前対策として、こちらもTAC出版の「2020年9月試験をあてるTAC直前問題集 FP技能士3級」を使いました。
とにかく、教科書と問題集を交互に繰り返し、間違えたところは教科書に書き込む。
最後の直前対策についても、間違った問題を教科書の該当箇所に書き込み何度も見直すようにすることで、記憶を定着させるようにしました。
もう若くないので、かなり暗記するために時間を要したと思いますね。
最後の1週間くらいで、4回分くらいの過去問を解いて、再度間違ったところは教科書に書き込み、最終チェックをして試験に臨みました。
学習時間
昨年の12月からコツコツと初めて、最終的には180時間くらいになってましたね。
本当は5月に合わせて勉強していたので、5月時点では80時間くらいでした。
その時受けていたらどうかはわかりませんが、教科書を4回くらい読むころには、内容も理解できるようになって、結構勉強するのは楽しかったですね。
ネットで調べるといろいろ付随したことも出てくるの、より実際の手続きに近い情報を知ることができました。
ただ、知識があいまいな時にこの方法をすると、時間がかかりますし覚える量が増えるので注意が必要ですね。
やらかしたミスとその対策
実は、致命的なミスではありませんが、他の方にも起こるかもしれませんので、私がミスをした体験も書いておきます。
忘れ物
私はかなり心配症なので、念のため計算機を2台準備していました。
が、実は普段使っている小さいサイズの電卓を見事に自宅に忘れてきました。
結果的に予備で持って行っていたかなり大きなサイズの電卓を使うことになり、ボタンの配置がやや違ったのでやりにくかったです。
それと、他の会場はわかりませんが、私が受けた大阪経済大学の机がかなりコンパクトであまり大きくありません。
そこに大きな電卓を持ち込んだせいで、問題を解く時に机の上が狭くなり、かなり邪魔になったので、電卓はできるだけコンパクトな物を使うといいと思います。
筆記具
実は、HBの鉛筆を複数本持参していたのですが、思った以上にマークシートのマークが小さくて、鉛筆では上手くマーキングが出来ませんでした。
結局、予備で持参していたシャープペンシルを使うことになってしまいました。
後は、これは笑い話ですし、若い人には該当しないので、スルーしてもらって大丈夫なのですが、40代以上の老眼の方は注意して下さい(笑)
マークシートのマークが小さいために、線の縁がかなりぼやけてしまうんです。
私はまだ老眼鏡は使わず、近視の眼鏡を外せば新聞の字も問題なく読めるのですが、これ以上老眼が進んだらもっとマークするのに困っていたと思います。
老眼鏡を使っている人は必ず持参してください(笑)
時計
当然ですが、試験の際に机の上に置けるものとして、スマホは含まれていません。
最近は腕時計をしない人も多いかと思います。
私も普段あまり使わないため、試験の前に持っていた腕時計を確認するとなぜか止まっていました(笑)
修理に出したところ電池切れが原因であることがわかり、試験の4日程前に受け取りに行きました。
ただ、15年近く使っている時計だったので、再度止まりかねないと思い一時しのぎで良いと思い、某百円ショップで500円の腕時計を買いました。
見た目はかなりいいんですが、買った翌日にはすでに時間が狂っていて、秒針が動いたり止まったりと今も繰り返しています(涙)
こんな感じの時計ですよ。
やっぱりケチるとダメですよね。
ただ、想定外だったのは、試験会場に時計があると思っていたのですが、私が受験した教室には時計はありませんでした。
ちょっと驚きでした。
試験官の時計で試験開始が告げられ、修了も試験官が声をかけるスタイルだったので、もし時計がなかったら困っていましたね。
あまり腕時計をしていない人は念のためチェックしておいてくださいね。
緊張しないための方法!
私はかなり緊張しいです。
もともとプレッシャーに弱くて、どんな試験でもかなり緊張してしまう方なのです。
腹が座っていて緊張しない人は、スルーして次の見出しにどうぞ。
今回も緊張するだろうなと思って試験に臨みましたが、実は自分が思っていたよりはリラックスしてできたかなと思います。
恐らく試験の準備期間が大幅に伸びたおかげで、かなり勉強時間を確保できました。
実際に問題を読んでみても、まったくの初見の問題は数問しかない程度でした。
スポーツでもそうですが、やはり練習量さえ豊富でしっかりと準備していれば自信につながって、あまり緊張しなくて済むのかなと、今回試験を受けてみて思いました。
マイペースを貫く!
実技試験は途中で退出できませんが、学科試験は120分の試験時間で60分過ぎれば退出可能です。
私が受験した教室には20~30名くらいの受験者がいました。
で、結論からいうと私も途中退出しましたが、60分を過ぎた頃からどんどん退出し、最後の1人になっていました。
過去問や模試をやっていても、注意しているつもりでも、内容を早とちりして間違ったことが多くありました。
最初から決めていたのですが、問題を読んでマークをし、終わったら、マークミスがないかを確認した後、もう一回ゆっくり問題を解きなおそうと。
もし、何も決めずに受験していたら、どんどん退出していく人が多いと焦りが出てしまったのではないかと思います。
周りがどうしようとマイペースを貫くに限りますね。
FP3級の受験体験談のまとめ
いかがでしたか?
この記事では、先般行われた2020年9月FP3級試験を実際に受けてみた体験談をお伝えしました。
FP3級試験は基本的な問題が多く合格率も高いですが、かなり出題される範囲は広いです。
60%の正解率なので、最低ラインぎりぎりでも合格するだけであれば、かなり短時間でも合格ラインに持っていけるのかなと思いました。
50代半ばの記憶力でもなんとかなりましたので、若い方ならそれほど苦も無く合格可能かなという印象です。
ただ、2級以上ということであれば、さらに深い知識も必要になりますし、FP2級を受けるためには条件があります。
効率良く取得するなら通信講座も見逃せませんね。
ファイナンシャルプランナー講座を実施している通信講座では、FP3級を飛ばしてFP2級を受けるための提案書作成がセットになっているところがオススメですね。
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