FP2級 受検 体験記

昨年の2020年9月FP3級に続いて、2021年5月FP2級を受験しました。

昨年10月にFP3級の合格発表があり、2021年1月にも受験する機会があったわけですが、正直勉強する時間が短すぎると思い一回パスしました。

結果的にそれでよかったと思っています。

FP3級と比較するとFP2級はだいぶ難しいなと思った反面、FP3級試験を経験していたメリットも感じました。

FP2級の試験に備えてどんな勉強をしたかも含めて実際に受験してきた体験談をお伝えしたいと思いますので、興味のある方はご覧いただけると嬉しいです。

ちなみに、金融関係のお仕事などで初学者からFP2級合格を短期で狙うなら、通信講座がオススメですよ。

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試験への不安をどうする?

FP2級 受検 不安

FP2級試験は、大学受験のように他の受験生との競争はありません。

それよりも、合格ラインである60%をいかにクリアーするか、自分の実力のみが試される試験です。

大学受験は競争があるというプレッシャーが大きいですが、かといってFP2試験が気楽に受けれるというわけではありませんね。

特に、社会人になって試験会場で受験するという機会はあまり多くありませんし、当然自宅で問題を解くのとは違う緊張感があります。

そして、もし失敗したら、また4ヶ月近く後にしか受験のチャンスがない、という点も不安になる原因にもなります。

後述しますが、不安になるのも織り込み済で準備することが、本番で持てる力を出せるコツではないのかなと思います。

一つ級が変わるだけでこんなに違う?

FP2級 受検 レベル

今回のFP2級受験もFP3級からの流れで、完全な独学での挑戦でした。

ただ、思った以上にFP2級は難しくて、正確に覚えていないと正解できないなと問題集をやり始めて気づかされましたね。

一つ級が変わるだけで、出題範囲が同じでもこんなに難しくなるんだと本当に独学で大丈夫か不安になりました。

試験日は5月23日(日)

帰宅後、日本FP協会から発表された速報でチェックをしてみたところ、学科・実技ともに合格水準はクリアできているかなと思います。

3級の時と同様ですが、マークミスがないことと、2級の実技は記述式なので、こちらもあくまで記載ミスがないことが条件ですが・・・

やっぱり、正式に発表がないと落ち着きませんね。(2021年5月の発表日は6月30日 長いですねぇ)

FP3級同様に結果が届いたら、追記したいと思います。

さて、受験に関して、その流れを時系列でわかりやすく解説していきます。

申込から受験票が届くまで

まずは、FP3級と同じく、日本FP協会かきんざいのどちらを受けるかを決めなければいけません。

日本FP協会:正式名称 日本ファイナンシャル・プランナー協会
きんざい:正式名称 一般社団法人 金融財政事情研究会

参考記事はこちら:ファイナンシャルプランナーは日本FP協会ときんざいのどっちで受ける?

FP3級を日本FP協会で受けたからといって、きんざいで受験してもまったく問題はありません。

問題集をやって、正解率が高い方で受験するのが良いかと思います。

当り前ですが、実技はかなり内容が違いますし、同じ学習範囲でも出題内容はかなり違ってきます。

ちなみに後ほど詳細に解説しますが、日本FP協会の実技の問題は、毎回かなり似通った問題が出題されていますよ。

※ きんざいは過去問やっていないのでわかりませんが、出題傾向は決まっているのかもしれません

ちなみに、ときどきあるそうですが、日本FP協会で申し込んだのに、きんざいの会場に行ってしまったりということがあるそうなので注意しましょう。

今回の申込期間は、3月12日(金) ~ 4月1日(木)で、私は3月17日にネットクレジットカード決済で申込しました。

その日のうちに、「受検手数料決済手続き完了のお知らせ」というメールが届き、4月20日に「受検申請が完了いたしました」と連絡。

そして、5月6日(木)に発送されて、5月10日に手元に受験票が届きました。

葉書サイズで左右に見開きができるタイプのものでした。(FP3級と同じ)

実際の受検票は葉書の裏表を3枚にしたものなので、計6枚(下記の通り)です。

FP2級 受検票

届いた時に、一通り目を通しておいて、疑問点があれば日本FP協会に確認しましょう。

試験前日

試験の準備は当日でも良いですが、思いのほか朝が早い場合もあるので、前日に準備しておくことをお勧めします。

チェックリスト

□ 受検票
□ 貴重品
※ 特に身分証明書(写真付き)は必ず持参(免許証の方が多いのではないでしょうか)
□ 計算機(私は2台持っていきました)
□ テキスト等(お昼も長いので、ギリギリまで粘れますよ)
□ 水(机の上に置けます)

その他、コロナ禍ならではですが、当日の朝の検温やマスクも忘れないようにしましょう。

交通機関のチェック

事前に交通機関もチェックするのを忘れずに。

できれば少し早めに出発しましょう。(何があるかわからないので)

試験当日

前日は早めに就寝しましょう(寝不足はNGですね)

FP3級の際は、大阪経済大学での受験だったのですが、今回のFP2級では関西大学での受験となりました。

会場が変わったのは想定外でした。

最寄り駅:阪急電鉄 千里線 関大前

FP2級 受検 関西大学

開場まで徒歩で15分程でかなり歩いた気がしました。

初めての会場で駅からの距離もあったので、1時間以上前に到着。

ただ、これがちょっと裏目に出ました。

というのも、同じ大学で公認会計士試験が行われていたようで、その受験生の人の流れについていってしまい、ちょっと学内迷ってしまいました💦

実際に受験する校舎の前には、こんな看板があったんですが、大学の入り口には何もなくて(もう少し試験時間に近かったらあったかもっですが)

FP2級 試験会場 案内

早く出たわりにあまり直前の勉強はできなかったのは誤算でしたね。

教室

試験開始前の教室の様子です。

FP2級 受験 教室

コロナの影響もあってか、ゆったり目に配置してありました。

かなり広い教室でした。(200席以上あったと思います)

10:00から学科の試験で、9:40に試験から受験に関する説明がありました。

もう恒例になってしまいましたが、コロナの感染予防対策として、当日朝の体温に関すること、また、2週間前までに遡って、体調についての質問票がありました。

合格したFP3級と同じようにやってみた

FP2級受験に当たっても、最初はFP3級と同じような学習方法に取り組むことしか思い当たりませんでした。

ただ、FP2級に関しては、ただ、暗記するだけでは正解できないように問題もあって、しっかりと理解が必要な問題も出題されます。

教科書と問題集について

FP3級で使用したシリーズでTAC出版の「みんなが欲しかった!FPの教科書」を使用しました。

ここまでは、FP3級と同じですね。

問題集も同じ著者の「みんなが欲しかった!FPの問題集」を使用しました。

教科書と問題集を並行しながら、1回ざっくりと読みました。

3級での出題範囲がほとんどなので、教科書を読むのはそれほど苦もなく出来たんですが、問題集が難しい。

原因は2つ。

まず、学科は4択になっていること。

1つ多いだけですが、大違いですね。

そして、実技においては、記述式なので、消去法は使えません。

結果、問題集は4回解いて、間違ったところ1回の合計5回やりましたね。

で、残り1ヶ月前くらいから、過去問をやり始め、結局前8回分を2~3回することに。

でも、実技は少しずつ点数が上がるんですが、学科は全然ダメでした。

やはり、なぜそうなるのかという根本的な理解が出来てないから。

出題の表現が少し変わっただけで不正解になってしまいます。

また、試験の範囲は膨大ですし、深く出題されれば、どれだけ勉強していても100%正解するのは難しいと感じました。

教科書と問題集以外でFP3級の時とは違う学習方法として取り入れたのがYouTube動画です。

FPの勉強をされている人ならご存じかと思いますが、「お金の寺子屋」の無料講義に大変お世話になりました。

この場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

学科試験について

いくら過去問をやったにしても、実際に試験会場で受けるのと自宅で行うのではまったく違います。

緊張もあるでしょうし、なによりマークシートに記入するという作業が増えます

そこで、前回のFP3級の経験も踏まえて、学科試験の注意点をまとめておいて、試験直前に読むように準備しておきました。

参考になるかどうかわかりませんが掲載させていただきます。

学科試験の注意点

・わからなくてもいいので飛ばさずにマークする(見直したい問題は□で囲む)
・マークシートは完全にきれいに塗ろうとしない(時間がなくなる)
・すべての質問に〇×を付けること
・問題が「適切」「不適切」かどちらを求めているのかをしっかり確認すること
・5問に1回ぐらいのペースで問題と解答の番号が合っているかを確認する
・余った時間ですること
 ① 名前などの確認
 ② □の問題を再度チェックする
 ③ マークシートのかすれ・はみ出しをチェックする
最後に60%を超えればいいので、初見の問題やわからない問題に時間と費やさない

実技試験について

実技試験に関しては、自宅で過去問をやっていても90分以上かかった時もありました。

学科試験と同様に参考までに私が注意したことを記載しておきますね。

実技試験の注意点

・名前の確認
・初見の問題は飛ばす(□を付けておく)
  ① わかる問題を解く(こだわらない)
  ② まずは、わかる問題からとっととやる
・書く欄を間違わないこと
・単位を間違わないこと(数字にカンマは使わなくていい)
・以上と以下、未満などをしっかりチェックする
・問題用紙にしっかり回答を書いてから書き写すこと
・語群からそのまま書き出すときと番号を選ぶのをごっちゃにしない
・残り5分で全体を見直す
  ① うつし間違いがないか
  ② 書き漏れがないか
  ③ 問題文を正確に見直すこと
とにかく、60点取れればいいので、確実に取れる問題を落とさないようにする
わからない問題は飛ばしてもいいので、1回最後までわかる問題をやること
初見の問題で動揺しないこと

もちろん人によって注意するところは変わってくると思いますが、特に緊張しやすい人(私のように)はルールを決めておく方が良いのではないかと思います。

そして、実技試験の過去問をやると自然とわかると思いますが、40問の内10~15問くらいは毎回ほぼ同じパターンの問題が出題されています。

ここを確実に正解するだけでも、合格率はぐんとアップしますし、解く時間も早くなるので、他の問題に時間を費やすことができます。

ざっくりですが、よく出る問題を挙げておきます

〇 債券の利回りを求める問題
〇 外貨定期預金の満期時の円転した金額を求める問題
〇 所得税における課税長期譲渡所得金額を求める問題
〇 保険契約書の資料から保険金を求める問題(毎回)
〇 生命保険料控除額を求める問題
〇 退職一時金に係る退職所得の金額を求める問題
〇 減価償却費を求める問題
〇 キャッシュフロー表の空欄を埋める計算問題(毎回)
〇 係数早見表(終価係数等6種)から金額を求める問題(毎回3問)
〇 個人のバランスシートから純資産を求める問題(毎回)

今回(2020年5月23日 FP2級(日本FP協会))から抜粋したものです。

これらの問題を確実に正解できれば、学科試験よりもやさしいのではないかと思うので、取れる問題を落とさないようにしたいものです。

学習時間

昨年の11月からコツコツと初めて、最終的には250時間くらいになりました。

結果としては、FP3級よりも長い時間を費やしたことになりました。

FP3級はある程度学習を進めると正解率がどんどん上がっていて楽しかったんですが、FP2級はどんどん深みにはまって、やや苦しさもありましたね。

ある程度やるとそこからなかなか正解率が上がらず、かなりもどかしさがありました。

無理なら9月でいいや、といじけた時もありました。

ただ、5月は試験までの22日間で約80時間学習したので、長く時間学習に取り組むということに関しては自信がつきました。

忘れ物

これは前回の反省でしっかりと準備できました。

予備の計算機を1つ持っていきましたが、こちらもできるだけコンパクトなものを準備しました。(会場によっては机が小さく狭い)

今回は、前回の試験会場よりも、机が広かった(4人座れる机に2人。3級は1人用の机)ので、割とゆったりと問題を解くことができました。

事前に試験会場の机の大きさまで知ることは難しいと思いますが、狭いことを前提にしておくと良いかと思いました

筆記具

こちらも、FP3級の際の経験を活かして、初めから使い慣れているシャーペン1本で取り組みました。

できるだけ普段行っている状態と同じにするのが良いと思います。

時計

当然ですが、試験の際に机の上に置けるものとして、スマホはNGです。

前回試験の1週間程前に腕時計が故障するというトラブルがあったので、ちょうどよい機会なので新しく腕時計を新調しました。

結局使うことはありませんでしたが、予備があると安心ですね。

実は、試験が始まる際に、近くにいる女性の方が時計はないのかと試験官に質問していました。

おそらくですが、時計を持っていなかったんだと思います。

まだ、2カ所でしか受験していませんが、どちらの教室にも時計はありませんでした。

試験官の時計でスタートしていましたので、おそらくどの会場も同じではないかと予想します。

FP3級では、学科試験は開始1時間でほとんどの人が退出していましたが、FP2級で途中退出したのは1~2割くらい。

学科では途中で退出した人は1割もいなかったのではないかと思います。

時計を忘れるとかなり致命傷になるのではないかと思うので、しっかり準備していきましょう。

緊張しないための方法

FP2級 受検 緊張 対策

試験を受ける時の緊張は今も課題なのですが、FP3級の時よりは緊張しませんでしたね。

というのも、FP3級の時は、過去問はほとんど9割近く(場合によっては満点)正解できていたので、わからない問題が出てくると結構焦ってしまいました

逆に、FP2級では、過去問をやって間違ったところを見直して、再度別の過去問をやっても、80%以上なかなか取れませんでした

試験当日までその状況が続いたので、とにかく60%取れればぎりぎりでも構わないと開き直ったのが良かったのかもしれません。

初見の問題が出ても、「ああ、来たか」とあまり焦らなかったので、比較的落ち着いてできましたね。

確かに、緊張しないための方法は繰り返し教科書と問題集、過去問を解いて完璧を目指すことですが、無理なものは無理と割り切ることも大事だなと改めて思いました。

手を抜くとかいう意味ではないので誤解のないように。(これで落ちていたら目も当てられませんが、また受けるだけなんで)

通信講座を受けるという選択肢

FP2級 受検 通信講座

一番はじめにも記載しましたが、FP3級と2級では全く難易度が違うと思います。

独学でも時間をかければ十分合格はできると思いますが、やはり時間がかかることも事実。

それならば、とにかく合格するために特化した通信講座を受けるという選択肢は持っておくべきだと思います。

私自身もこれまでほぼ独学で挑戦してきましたが、FP2級以上の難易度の試験であれば、通信講座を受けるのが賢明かなと思っています。

現在は、パートとして勤務しており、雇用保険にも加入しているので、教育訓練給付制度の活用も視野に入れております。

FP2級の受験体験談のまとめ

FP2級 受検 体験記 まとめ

いかがでしたか?

この記事では、先日実施された2021年5月FP2級試験を実際に受けてみた体験談をお伝えしました。

しかし、難易度が上がって何回教科書やテキストを繰り返しやっても、過去問の正解率が上がらないとかなり心折れそうになりましたね。

残り半月あたりは開き直って、出そうなところに絞り込んで、初見の問題や苦手な問題は捨てるつもりで試験に臨みました。

その分、緊張しやすい私にしては落ち着いてできたのではないかと思います。

ここまでは、まるで合格したかのように書いてきましたが💦 途中でも書いたように落ちていたら受けなおすだけなので、今回後悔はありません。

それにしてもFP試験は本当に身の回りのお金の問題に関わる内容がふんだんに盛り込まれた試験だなとつくづく思います。

是非興味のある方は挑戦してみて下さい。

独学もよし、通信講座を受けるもよし、ご自身の環境に合わせることが大事ではないかと思います。

通信講座に関しては比較記事も書いていますので、参考にしてください。

⇒ ⇒ フォーサイト・ユーキャン・たのまな・ECCのファイナンシャルプランナー講座を比較!どれを選ぶ?